フィッシャー氏アイスランドへ出国の流れに向けて、8ヶ月ぶりに動きはじめました☆
■チェス元王者:東日本入管から仮放免へ
アイスランドから市民権を付与されたチェス元世界王者、ボビー・フィッシャー氏(62)=米国籍=について、法務省は23日、東日本入国管理センター(茨城県牛久市)から仮放免する方針を決めた。同氏は身柄拘束を解かれ次第、アイスランドに向けて自費出国するとみられる。
フィッシャー氏は92年、米国が経済制裁中の旧ユーゴスラビアで対局して大統領令違反に問われたため、以後帰国していない。昨年7月、無効な米国旅券で成田空港から出国しようとしたとして入管法違反の疑いで収容されたが、米国への送還を拒み、アイスランドへの出国を求めていた。
アイスランド政府は受け入れを表明し、同国の国会は21日(日本時間22日未明)、フィッシャー氏に市民権を与える議決をした。
■入管収容のチェス元世界王者、アイスランドに出国へ
入管難民法違反容疑で東日本入国管理センター(茨城県牛久市)に収容されているチェスの元世界王者で米国籍のボビー・フィッシャー氏(62)について、法務省は23日、同氏に市民権を与えたアイスランドに、自費で強制退去させることを決めた。24日に仮放免する方針で、フィッシャー氏は同日にもアイスランドに向け出国する見通しとなった。
フィッシャー氏の処遇を巡っては、同省が今月16日、身柄を受け入れるとしてきたアイスランド政府が市民権を与えれば同国への出国は法的に可能との見解を表明。同国の国会で市民権を付与する法案が可決され、同氏は22日付(現地時間)で正式にアイスランド市民となった。
フィッシャー氏は1972年、米国人初のチェスの世界王者に。92年に米国が経済制裁中の旧ユーゴスラビアで対局し賞金を得たことを巡り、米司法当局が逮捕状を出した。昨年7月、無効な旅券を所持していたとして、日本の入管当局に身柄を拘束された。
■24日アイスランドに出国 元チェス王者
法務省は23日、不法入国したとして入管難民法違反の疑いで入管施設に収容している元チェス世界王者の米国人ボビー・フィッシャー氏(62)について、24日朝に仮放免し、受け入れを表明しているアイスランドに同日中に強制退去させる方針を決めた。
フィッシャー氏を訴追している米国を送還先とする強制退去命令を出していたが、アイスランドが同氏に市民権を付与したことを受け、「国籍または市民権の属する国に送還される」とする入管難民法の規定に基づいて送還先を変更するとみられる。
同氏側の申請で東京地裁が昨年9月、強制退去命令の執行停止を決定しており、法務省は同氏側に申請を取り下げてもらう方針。フィッシャー氏をめぐる問題は、昨年7月の収容から約8カ月ぶりに決着に向けて動きだした。

